アクティブ少女のカメラ談義

大阪を中心に活動している女子プロカメラマンが、使用しているカメラ機材を解説していきます。

写真を編集してみよう

 

プロのカメラマンとして、編集はできたほうがいいです。

写真の編集ができるものとして有名なのは2つあります。

その二つを紹介しようと思います。

 

編集するためにしておくこと

編集について説明する前に、

写真を撮影するときに注意しておかなければならないことがあります。

それは、

RAWで撮る、ということです。

写真のデータ保存の方法として、

JPEGとRAWという記録媒体があります。

JPEGのほうがデータ容量が少ないのですが、その分編集できる範囲が狭いです。

RAWは、データ容量が重いのですが、自由に編集することができます。

 

 RAWはデータ容量が大きいのですが、

このコネクタを使えば、一瞬でパソコンに写真データを取り込むことができます。

 

 

編集の方法

LightroomPhotoshopも写真の編集のやり方は一緒です。

①写真の明るさを調整

  • 露光量:写真全体の明るさを調節
  • コントラスト:明るい色と暗い色の強弱を調整
  • ハイライト:写真の明るい部分の調節
  • シャドウ:写真の暗い部分の調節
  • 白レベル:画像の最も明るい部分に焦点を当て、全体を調整
  • 黒レベル:画像の最も暗い部分に焦点を当て、全体を調整

②写真のカラーを調整

  • 色温度:暖色か寒色を調整
  • 色かぶり補正:画像全体を緑色か紫色に調整
  • 自然な彩度:適度な色合いを維持しながら彩度を調整
  • 彩度:全ての色を均一に調整

 

③写真の構図を調整(トリミング)

④不要なものを除去(スポット修復ブラシ)

  • 修復モード:ソース元のテクスチャを極力周りの色になじませながら修復
  • コピースタンプモード:なじませずにそのまま反映

⑤写真の一部分だけを補正

  • ブラシ
  • 線形グラデーション
  • 円形グラデーション

⑥かすみを除去

遠いものを撮影したときなど、空気の層によって、被写体がもやが掛かってしまっている場合があります。

この機能をつかうことによって、被写体をよりクリアに、鮮やかな印象にすることができます。

逆にかすみを足して、スモークのような不思議な雰囲気のある写真にすることができます。

⑦プリセットを適用

自分の好みの編集を保存しておけば、ワンクリックで、写真を編集することができます。

⑧細部の補正(ディテール)

  • ノイズ軽減:暗い場所などでの撮影でISOをあげてしまってノイズが入ってしまっている写真でも、この機能をつかえばノイズを目立たなくすることができます。
  • シャープ:ピントが甘くなってしまった写真でも、はっきりとさせることができます。

 Lightroom

 

無料版もあるLightroom

無料版なのにかなりのレベルで編集することができます。 スマホのアプリもあります。

 

Photoshop

 

最も有名な編集ソフトです。

Lightroomよりも詳細に編集することができます。

プロもこちらを使っているほうが多いようです。

 

 

Photoshopでしかできないこと

  • 写真を映画風、イラスト風、フィルム風に加工
  • 雪を降らせる
  • 多重露光で幻想的に
  • コラージュ、合成も簡単にできます
  • 写真の一部をそのまま動かす、色を置き換える
  • ぼかす
  • 画像を文字型に切り抜く
  • 斜めに写ったものを正面から見たように補正→物撮りに最適
  • ポリゴン風、CG風のグラフィックの作成
  • 写真に好きなものを埋め込む
  • プレゼンのスライドの作成

 

 写真の編集用パソコン

 

 写真を編集するには、少しスペックの高いパソコンが必要です。

わたしのおすすめはこれ。

早いし、ギガの容量も大きいし、軽いので、

出先でも編集できちゃいます。

 

次回は、

「カメラアクセサリー」についてご紹介します。