魅惑のオールドレンズ
今回の記事では、オールドレンズを紹介しようと思います。
オールドレンズってなに?
オールドレンズとは、
戦前からのフィルム時代から受け継がれてきた古きよきレンズたち、のことです。
昔の製法ならではのつくりのゆるさ、歪みが独特の雰囲気を醸し出し、普通の写真に飽きた人や、他の人とは違う写真を撮りたい人にオススメのレンズです。
オールドレンズ購入時の注意点
- 個体差
もう製造されていないので、
中古でしか手に入りませんが、その分安く手に入れることができます。
ただ、元々使っていた人の管理方法によっては、動作不良などの個体差もあるので、注意が必要です。
- マウントが違う
マウントとは、一眼レフ本体とレンズをつなぐ部分のことです。
このサイズが違うと、レンズを一眼レフに装着することができません。
しかし、マウントは購入することができるので、自分の持っているカメラとレンズのマウントのサイズを調べて用意しましょう。マウントごとレンズを売ってくれている場合もあります。
- 一眼レフによっては、使えない場合がある
わたしの実体験なのですが、のちほど紹介するレンズを一眼レフに装着して撮影したときに、シャッターが降りないという事件がおきました。
実は、レンズをズームしていくと、レンズが、カメラの内部に入り込む仕組みになっており、一眼レフ内のミラーとレンズが接触していたのです。
一眼レフの要とも言える部分に接触していたので、冷汗をかきました。
くれぐれも注意してください。ズームの限界点を知っておき、そのラインを守れば安全に撮影できます。
オススメのオールドレンズ
- Helios44-2(ヘリオス)
ぐるぐるボケで有名な旧ソ連が作ったロシア製オールドレンズです。
背景に木漏れ日を入れて映すと、背景がぐるぐると渦を巻いたようにボケるのが面白いレンズです。
花や人を撮るととても面白い写真が撮れますよ。
フレアも入るので、光をうまく利用したいレンズです。
ヘリオスのぐるぐるぼけのやり方には、少しコツがいります。
①F値は16のところにあわせてください。
②背景に木漏れ日が入るようにしてください。光がほんのり入るくらい。逆光がいいです。
そうすると、こんな写真が撮れます。
*Canonの5DmarkⅣだと、ズームを7以上にすると一眼レフ内のミラーに当たるので、7以上にはズームしないように注意してください。
それさえ守れば、すばらしい写真が撮れます。
-
インダスター Industar 61L/Z 50mm
こちらもロシア製の神レンズです。
インダスターの特徴は、スター☆です。
光が星型にぼけるんです。夜景などを撮影するととってもかわいい写真になりますよ。
画像は、
https://hidekatsu.com/photoblog/archives/10170からお借りしました。
インダスターのレンズの特徴について、とても詳しく書いていらっしゃいますので、ご参考に。
ロシアIndustar 61?L / Z 50?mm f2?. 8レンズm42?for Canon EOS
- 出版社/メーカー: Industar
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
特徴的なぼけ方をするオールドレンズはこれくらいでしょうか。
発見したら随時更新していきますね。
さぁこれであなたも
レンズ沼の住人だ!!
<a href="//photo.blogmura.com/ranking.html"><img src="//photo.blogmura.com/img/photo88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="" /></a><br /><a href="//photo.blogmura.com/ranking.html">にほんブログ村</a>
次回の記事は、
「使いこなせれば上級カメラマン!フィルターの極意」です。