アクティブ少女のカメラ談義

大阪を中心に活動している女子プロカメラマンが、使用しているカメラ機材を解説していきます。

佐賀で祭り巡り!唐津くんちと佐賀バルーンフェスの両方参戦!!

佐賀県の2大祭り唐津くんちと佐賀バルーンフェスは同じ期間で開催されます。じつは、この二つの祭り、はしごをすることができちゃいます。ぜひ効率的に回って、佐賀の祭りを満喫しちゃいましょう!!


佐賀バルーンフェスへのアクセス

佐賀バルーンフェスの最寄駅は、バルーンさがという駅になります。この駅は、イベントの時だけ開放される特別な駅です。ICカードが使えないので、切符を買っておきましょう。記念切符も売られています。

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帰りは、切符を買うのも、電車に乗るのも、大行列になるので、佐賀駅、福岡方面に帰るのであれば、鍋島駅まで歩くのがおすすめ。佐賀駅までシャトルバスも出ているので、電車よりはバスがおすすめ。鍋島駅までも有料でバスが出ているので、ぜひ利用しましょう。唐津方面は比較的空いています。
鍋島駅までは平坦で、徒歩30分程度。どうしてもバルーンさが駅から電車に乗りたいのであれば、来るときに往復切符を買っておきましょう。

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佐賀バルーンフェスの見逃せないポイント

一番の目玉は、7時の一斉に飛び立つ瞬間。

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競技は、7時に開始なので、6時台にバルーンさが駅に着いていた方がいいです。
水面に映った写真が撮りたいなら、駅を降りて右にまっすぐひたすら進み、左手にある橋を渡って、堤防沿いに進んでいきます。
近くで見たいのなら、駅を降りてひたすら左へ行き、会場内で観戦しましょう。バルーンは、1日目は、会場から正面にむかって飛んでいきます。

川岸に下りる階段がずーっと歩いていくとあるので、そこを降りて、川に反射した気球の写真を狙いましょう。一斉に飛び立つ頃、空が朝日に焼けだします。シルエットで撮るのもきれいですが、きちんと気球を撮りたいなら、会場内から撮ったほうがいいかもしれません。
注意するべきなのは、川を挟んで、気球を撮ると、逆光になってしまうということ。川のかなり奥までいくと、逆光にならないポイントがありますが、かなり歩きます。逆光が嫌なら、フィルターを買うか、川を挟まずに、会場内で撮影することをお勧めします。

 

↓ フィルターについては、こちらの記事を参考に

activestudiokanon.hatenablog.com

 


一斉に飛び立つのをみたら、第二弾もあります。8時ころから始まるので、カメラはそのままで。

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第二弾が終わったら、昼からは、キッズタイム「バルーンファンタジア」が始まります。間近で気球を撮影できます。また、気球を浮かばせる巨大なバーナーを撮影するチャンスです。

 

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しっかり佐賀を観光!吉野ヶ里遺跡

物産店でランチを買い、電車に並びながら食べ、吉野ケ里遺跡へ。

バルーンさが駅から吉野ケ里遺跡の最寄り駅神崎駅で下車し、駅前のコスモスを撮影。(吉野ケ里公園駅より電車賃が安くなります)

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そこから14時ころまで吉野ケ里遺跡を見学。
かなり広いので、無料の巡回バスをうまく使って、回りましょう。

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唐津くんち

神前駅から、唐津駅へ。だいたい1時間くらいです。こちらも電車の本数が少ないので、乗りたい電車の時間を先に調べておき、その時間を意識して吉野ヶ里遺跡を回りましょう。

唐津に着いたら、まずは宿確保 15:30 
機器を充電しつつ、宿で少しのんびりタイム。
2日目の唐津くんちは、夕方16:30から始まります。山車の進路と、山車が通過する時間を書いた地図がもらえるので、交差点付近で待機しましょう。ストロボはあったほうがいいです。大体45~60分前くらいで一番前が抑えられます。

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 ↓ストロボについてはこちら

activestudiokanon.hatenablog.com

 

23時ころには唐津神社前で一斉集合が見れるので、こちらも30~45分前にはいきましょう。集合している様子を見たいのなら、22時前には行ったほうが無難です。

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20時ころまで撮影し、一旦宿へ。
機器を充電。
22時前ころ唐津神社前へ。

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唐津宿泊

 

3日目 再び佐賀バルーンフェスへ

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始発でバルーンさが駅へむかいます。この時に往復切符(1900円)と唐津バルーンさが駅(950円)の切符を買っておきましょう。また川を挟んで8時まで撮影します。

2日目は、バルーンは、会場の後ろの方に飛んでいきます。なので、1日目と2日目のどちらを川側から撮ろうかと迷っている人は、太陽が出ているかどうかにもよりますが、1日目を会場から、2日目を川側から撮ることをおすすめします。

 

唐津行きの電車を待ちながらランチを食べるのがおすすめ

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物産店でランチを買い、唐津行の電車を待っている間にランチを食べます。電車の本数が少ないので、乗りたい電車の時間を調べておき、余裕をもって向かったほうがいいです。唐津行は比較的空いていますが、念のため。
そして、唐津くんちを撮影します。

 

唐津くんちを一番前で見れるところをキープ

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3日目は9:30から開始です。山車は色んなところを通るので、一番前をキープできるところが必ずあるはず。

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最終的にはの信号の前を通って、「曳き込み」のために小学校に向かうので、ここの段差に立って、シャッターチャンスを狙いましょう。数台撮影したら、次は急いで小学校へ!!

 

唐津くんちの曳き込みは見逃せない!!

私は最初は小学校に向かって左手側で待機し、間近で撮影。少しづつ動く必要があります。「曳き」込みなので、後ろから撮影したほうが、動きのある写真が撮れます

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安定して同じところで見たいのであれば、小学校を向いて右側に松が植えられている段差があるのでこの段差の上に立って待機しましょう。私も片側の7つの山車がそろったところで、この松のところに移動しました。小学生がこの真下を通るので、迫力ある絵が撮れます。段差に乗っていないと、邪魔だといわれ、移動する羽目になるので、必ず段差の上に!!

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曳き出しは、小学校での撮影は14時ころまでです。そしてまたバルーンさが駅へ。

 

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間下でバルーンの競技を見学

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会場内で会場に戻ってきたバルーンを見ることができます。会場の奥のほうでバルーンが降下してくるところが見えるので、放送している場所の真下らへんで撮影しましょう。競技が終わったら時間がかなりあるので、また物産展でグルメを調達。

 

ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン 

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夜には、「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」が行われます。会場奥でライトアップを待ちましょう。
会場の一番奥のフェンスぎりぎりに座って三脚を立て、待機しておきましょう。キッズタイムのように会場中には入れません。この時は、広角レンズがおすすめです。広角でないと、バルーンがなかなか入りきりません。広角レンズを持っていない場合は、土手の上で待機するのもいいでしょう。ドローンは禁止されています。

何枚か撮影したら、徐々に、駅の方に向かいながら撮影しましょう。そうすると、比較的スムーズに会場から脱出できます。終わりの花火も駅の方面に上がります。

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撮影のタイミングは、音楽に合わせて、一斉灯火の合図が出されるので、そのタイミングに合わせて、シャッターを切りましょう。川を挟むと、水面に映るライトアップが撮影できるので、川を挟んでの撮影もおすすめです。

 

 ↓CANONのおすすめの広角レンズを掲載しています

activestudiokanon.hatenablog.com

 


音楽に合わせて、リズミカルに点滅するので、動画の方がきれいかもしれません。動画は、やはり、GOPROがおすすめです。

 

activestudiokanon.hatenablog.com

 

 

佐賀の祭りを満喫するグルメ

たくさんの屋台が出ますが、グルメなら、会場の大きなテント内で開催されている物産展で食べましょう。作り立てで、安いのにおいしいですよ!
おすすめは、バターまんじゅう、炊き込みご飯、豚丼です。

 

唐津くんちの豆知識

毎年11月2~4日に開催される唐津神社の秋季例大祭で、平成27年ユネスコ無形文化遺産に登録され、外国人も多く観光に来ます。

200年前からの山車を受け継いでいます。今のように道路を引き始めたのは150年前からで、元々は浜辺で引きあっていたそうです。今は、小学校の校庭で引きあっています。

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山車は全部で14台あり、制作年代順に番号が付けられており、地元の人は、地元の人は、山車のことを「やま」と呼び、それぞれの山車のことは、番号で呼んだりもしていました。

唐津市の子供たちは、「10人のインディアン」の曲の替え歌をつかって、この曳山の番号を覚えるそうです。

赤獅子青獅子浦島太郎、義経鯛山鳳凰丸(この歌では「ほうまる」と発音する)飛龍、金獅子武田上杉頼光、珠取鯱七宝丸

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①刀町の赤獅子(製作 1819年・文政2年) 
②中町の青獅子(1824年・文政7年)
③材木町の亀と浦島太郎(1841年・天保12年)
※製作当初は浦島太郎ではなく宝珠が乗せられていた。
④呉服町の九郎判官源義経の兜(1844年・天保15年)
魚屋町の鯛(1845年・弘化2年)
⑥大石町の鳳凰丸(1846年・弘化3年)

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⑦新町の飛龍(1846年・弘化3年)
⑧本町の金獅子(1847年・弘化4年)
⑨木綿町(きわたまち)の武田信玄の兜(1864年・元治元年)
⑨元9番曳山(消滅): 紺屋町の黒獅子
⑩平野町の上杉謙信の兜(1869年・明治2年
⑪米屋町の酒呑童子源頼光の兜(1869年・明治2年
⑫京町の珠取獅子(1875年・明治8年
⑬水主町(かこまち)の鯱(1876年・明治9年
⑭江川町の七宝丸(1876年・明治9年) 

↓替え歌の音源はありませんでした・・・原曲の「十人のインディアン」

↓このリズムで口ずさんでみてください


十人のインディアン

これらの山車は、14の町で運営し、自らの町及び曳山に誇りを持ち、伝統を重んじ、後継者を育成しています。同じ町内で顔見知り同士が、歳関係なく、よく声を掛け合っているのを見ました。山車を引くのも、道を整理するボランティアも、ほとんどが地元の人で行っています。夕方に応募できるのは、見物に有利な二階席ですが、ほとんど地元の人で購入できるようになっています。小学生から参加しています。

法被に鉢巻き姿がめちゃくちゃかっこいいです。

夜は提灯で、進行を指示。横にしたら「とまれ」。縦に振ったら「進め」。
昼間は、白と赤の旗になります。

老若男女の「エイサ、エイサ」が町中に響く。観客にも地元の人多いため、曳き手に声をかけている様子がよく見られ、ほほえましいです。

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www.karatsu-kankou.jp

 

佐賀バルーンフェスの豆知識

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競技方法は、気球で佐賀の街を回り、輪の中におもりを落とし、その輪の中に入れることができた回数のポイントを競います。
高さや風、輪の真上を飛ぶことができるがか、どれほど高度を下げられるかが、重要です。

www.sibf.jp